胴腹滝(どうはらのたき)

  • 胴腹滝(どうはらのたき)

丸池様とはまた違う
神秘的なパワーに満ちた湧水の地。

鳥海山の伏流水が山腹から滝状に湧き出し
まるで身体の「どうっぱら/どっぱら」から湧く滝です。

杉林の中に小さな杜があり、
その杜を挟んで二つの滝があります。

左の湧水は珈琲、
右の湧水は日本茶に合うと言われています。

また、子安大聖不動明王をお祀りし
安産の神としてもあがめられております。


胴腹瀧不動堂

開創 年代不詳
御本尊 子安大聖不動明王
     酉年生守り御本尊
御縁日 二十八日

古記録によると、安永年中(1772~1777年)一宇あり、
行者宝雲海は、朝日村(現鶴岡市)七五三掛の注連寺での修行後、
遊佐のこの地でさらに修行す。
その子法寿(二十歳の頃)、京都三宝院で修行、帰国後、朽損の堂を再建、
法寿の造った御影版木には、
「そもそも胴腹瀧と申し奉るは、人の身躰一切を守り賜う故を以って
胴腹瀧と唱え奉る。この瀧は、往古より子安大聖不動明王として
胴より始めて腹部の守護するなり。」と刻まれている。

この胴腹瀧不動堂は、
代々八日町の住人高橋嘉之助家(当山派(醍醐寺)石宝院)が守り、
現在にいたる。

※胴腹滝不動堂の説明版より

2019.08.25:ゆざ湧水コンサート実行委員会:[ゆざ湧水スポット]